• テキストサイズ

Madly in Love 【リヴァイ】【進撃の巨人】

第20章 ✵誤解


「それで……ペトラと何話してきたんだ?」

兵舎に戻ると、リヴァイが部屋で待っていてくれた。
私が余程笑顔だったのだろうか、リヴァイも思わずと言ったように優しく笑いながら聞いた。
窓から様子を見ていたようだ。

「ふふ、…内緒」

しー、と人差し指を立てて口に当てると、「そうか」とリヴァイは目を伏せて言った。

「それで…何だ?‘明日の確認をしたいから’部屋にいろ、だったか?」

「そうよ」

「本当か?」

「………嘘」

「はっ、…可愛い奴だな」

お互い顔を近づけながら話した。もう、鼻がくっついていた。

「明日……」

「何も言うな、ステラ」

「うん。……好きよ、リヴァイ」

「ああ、知ってる…俺もだ」

互いの手を握りながら、唇を重ねた。
リヴァイが片手を私の後頭部に回した。私も片手をリヴァイの首に回した。

深く、長い間キスをしていた。握った手を離すことは無かった。

/ 369ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp