• テキストサイズ

Madly in Love 【リヴァイ】【進撃の巨人】

第19章 恐怖


「ステラさんお久しぶりですそしておはようございます!さあ来てくださいね!」


昨日の夜から机に向かっていると、早朝にハンジ班所属のはずの二ファがやって来て、私が気づいた時にはお風呂に入れられた後で髪を乾かしてくれていた。

ハンジさんと良く会うから、二ファとは以前から仲良くなっていた。(初めて会った時、何故かリヴァイと恋仲であることを的中させられた。彼女の勘は恐ろしい)

「どうしたの二ファ……確かに昨日お風呂入るの忘れちゃったけど後で入ろうと思ってたよ…?」

髪を櫛でとかされながら、目を瞑って言った。

「いえ、それが…今日一日は暇にしといて欲しいらしいですよ、朝早くに入っとかないと…」

詳しく聞くと、ヴァ二がハンジさんに私を連れ出すためにお風呂に入れてくれ、と頼んだが、ハンジさんもハンジさんでお風呂に入っていないらしく、(まあハンジさんは貴方と違って1日とかそう言う量じゃないですけどね、本当に…でも!貴方はお風呂には入りますが仕事しすぎですよ!休んでください!と二ファに言われた)急遽二ファが私とハンジさん両方を無理矢理お風呂に入れることになったのだった。


兵服を着ると、二ファと早朝訓練を終えてやって来たヴァ二が、私服にしてくださいよ!と目を輝かかせて言った。

「ん~…でも、」

「ステラさん、今日は街に行くんですよ!エレンの護衛は俺がいるから大丈夫ですし!」

「……さてはヴァ二、相当楽しみにしているね?」

「勿論ですよ!」

「いいなあヴァニーユさん……私もステラさんと出掛けたいけどハンジさんお風呂に入れなきゃ…」

二ファに態々来てくれてありがとう、と言い頭を撫でた。彼女は名残惜しそうにしながらハンジさんの元へ戻って行った。

/ 369ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp