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Madly in Love 【リヴァイ】【進撃の巨人】

第16章 ✵欲望


するとステラはきょとんとした顔をして暫く黙っていると、急に思い出したのかまた赤面した。

「た、大したことじゃない……」

「何だ」

ぐっ、と顔を近づけて言うリヴァイに、ステラは観念したのか一気に話した。

「……私が、自分からリヴァイを襲ったらどう?……って…。

その、…ミケさんによるとエルヴィンが、私がよ、…欲望に素直になるように仕向けたはずだから、って……」

リヴァイは驚いた。あの野郎、次ステラに会った時に分かる、ってそういうことか?……いや、確かにいいものは見れたが……

「…あ、で、でもねリヴァイ…何とか自分から襲おうと思って最初頑張ってキスしたんだけど……もう…その、」

「…その時点で襲われたくなったってことだな…?……おい、ステラ、……」

「…!や、流石にもうだめ………んぅっ……」

何とか理性を総動員させたリヴァイは、キスだけにしたが、もし今ステラが眠そうにしていなければ確実に襲っていただろうと思った。

「……ん…、ステラ、」

「ぷはっ……はぁっ……ぅん?……んっ!んむ……ぅ…」

続けざまにキスされたステラは、何とか呼吸しながらリヴァイに縋っていた。


輝く月の光が、2人を照らしていた。

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