Madly in Love 【リヴァイ】【進撃の巨人】
第16章 ✵欲望
「……俺は泣かねえ」
「うん、」
「…ステラ、」
「うん…?」
「俺はどこにもいかねぇ、何があろうとお前を愛している」
「……うん」
リヴァイは優しく抱きしめながらステラに言った。
背中を優しくさすり、額にキスを落としているとステラの涙は止まった。
「…リヴァイ、」
「どうした、ステラ」
「すき、貴方が好き。……愛している……幸せを、貴方をくれてありがとう……」
「ああ、……これからもお前が嫌だって言うくらい俺の愛を注いでやる……」
「ふふ、…お手柔らかにね……」
「どうだかな……」
しばらくぎゅうっとしていた2人だったが、ステラの腹はリヴァイが出した精液まみれで、というか2人とも身体中いろんな体液でまみれていることに気づいた。
「…リヴァイ、お風呂に…「ああ、そうだな…」…リヴァイ!」
「入らねえのか?」
「入るけど…ひとりずつだと……」
「なんだ、風呂以上に恥ずかしいことしてるじゃねえか」
「違うの、……お風呂は何か恥ずかしい……」
「……お前、それ以上可愛い事言ったらまた抱くぞ」
「…!だ、だめです……もう腰が…」
「ああ、だろうな。…だが俺のせいでそうなってると思うとクるものがある」
「ひっ……下ろして、離して~~」
リヴァイはステラを抱きかかえて風呂へと向かった。
さっきは俺の上に乗って腰振ってたくせに、と思うリヴァイだったが、風呂になると恥ずかしい、と言うのは何となく分かる気もした。