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Madly in Love 【リヴァイ】【進撃の巨人】

第12章 845


こてん、と首をかしげながら言うステラは、最近のきりりとした表情ではなく、年相応のかわいらしい笑顔だった。

「やめろ…お前に名前呼ばれねえのは精神にクる」

「ふふ、それじゃあリヴァイ兵士長にしよう…。あ、それにエルヴィンにもリヴァイにもちゃんと敬語使わなくてはね」

悪戯っぽく笑ったステラに、エルヴィンもリヴァイも焦ってしまった。

「ステラ、何も無理に敬語にする必要は無いし、団長なんて呼ぶ必要も無い」

「俺はお前に敬語なんか使われたくねえんだが、ステラ……」

「正式な場では呼ばせていただきますよ、団長、兵士長さん?」

「「ステラ…」」



くすくすと笑うステラに、戸惑い焦るエルヴィンとリヴァイ、その2人を見て爆笑するハンジ、エルヴィンもリヴァイも人の子であると再認識し一周回って納得するミケ。

なんとも言えない異様な光景だった。

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