Madly in Love 【リヴァイ】【進撃の巨人】
第11章 ✵やっと︎︎
「くっ……そ気持ち良かった……」
小さく肩に顔を押し付けたままリヴァイが言った。私はリヴァイの頬に手を添えて唇を重ね、そのまま後ろに倒れた。
リヴァイの重さが私に伝わるのが心地良い。私こんなに幸せでいいのだろうかと思ってしまう。
「……リヴァイ、」
「なんだ?」
「ありがとう……貴方のものにしてくれて。壊れそうなくらいリヴァイを愛してる。もう一生離さないし、離れさせない。…………こんな独占欲の強い、あなたの全てを欲しがってしまう私は嫌い…?」
リヴァイは私を抱き返し、頭にキスしながら言った。
「何言ってる、最高に好物だ………もう俺から離れさせる気はねぇ。お前の全てを愛してる……」
ぎゅうと抱き合っていたが、お互い色んな体液まみれな事に気付き、リヴァイが私の体を拭いてくれた。
でもどこか勿体なく感じてしまい、手についたリヴァイの精液を拭き取られる前に舐めたら、リヴァイが頭を抱えた。
「………お前は何かと煽るのが上手いらしいな、もう1回襲うぞ」
「だ…だめです、もう腰が…」
「冗談だ、……まぁ、次は1回じゃすまねえが」
「ひ、…」
「2年我慢した分の性欲舐めるなよ……お前を見るだけで目眩起こしそうだったんだからな……」
私だって目眩がしそうな程にあなたが好き、と言おうとしたが急に恥ずかしくなり、リヴァイを抱きしめて胸に顔をうずめて言った。
聞こえたのか聞こえていなかったのか、リヴァイはくくっ、と笑って私の頭を撫でた。
2人でまたキスをして、眠りについた。
この上なく幸せだった。