Madly in Love 【リヴァイ】【進撃の巨人】
第11章 ✵やっと︎︎
リヴァイはゆっくり耳から口を離し、キスをしようとしたのか顔を近づけてきたが、鼻がくっついているのに一向に唇がくっつかない。
焦れったくなり私の方からリヴァイの首に手を回して唇を重ねた。
「んっ……ぅ……リヴァイ?、」
「……ただお前からして欲しかっただけだ」
「…っ可愛い、」
「あ?可愛いのはお前だろうが」
リヴァイの目に射止められて面と向かってそんなことを言われて照れないはずがない。顔を背けている間にシャツを脱がされた。
咄嗟に手で隠すと、おい、と言われて手をどかされた。そしてリヴァイは口に手を当てたまま私を見て動かなくなった。
「リヴァイ……そんなに見ても……何も得は……」
「………」
「リヴァイ!」
「いや……良い」
思わず枕をリヴァイの顔目がけて投げてしまった。リヴァイは軽々とそれを交わし、私に覆いかぶさってキスをしながら下着を外して胸に触れ、壊れ物を扱うかのような手付きで優しく揉んだ。
「ん……あ、んぁっ…」
「…ステラ」
「ん…んぅ、う…」
「ステラ」
「…っうん?…んっ…」
「声」
「や、っ……」
「やじゃねえ、聞かせろ…」
「っ……ひぁあっ!」
私が必死に声を抑えようと口を噛んでいたのを、乳首を指で摘まれた事であっけなく出してしまった。
リヴァイは満足気ににやりと口角を上げ、乳首を口に含んで転がし始めた。
「ひっ、や、んぁっあっ…ぁっ…」
こんなこと言ったらまたあ゛?と言われるだろうが、しゃぶりついているリヴァイが物凄く可愛いくて愛おしい。
「んっ……お前、また碌でもねぇ事考えてるだろ」
「……ううん」
「……」
否定したのに頬をつままれた。思わず笑うと、リヴァイもふ、と笑を零した。