• テキストサイズ

Madly in Love 【リヴァイ】【進撃の巨人】

第9章 ✵事件︎︎


「……その女が追われている理由が、まさか父親の罪だけだと本当に思っているのかい?」

「何を言っている」

ミケが低く聞く。

「大体、父親の罪だけで何故そんなに執拗に娘が追われる?……他の理由があるんだよ、その美しさは莫大な金になる……その女はいつか捕まるだろう、‘今守りきれてない’お前等に守れるとは思えな……があ゛っ」

俺の腕は既に動いていた。男の口をナイフで切り付ける。
ステラの願いだ、殺す事は出来なくとも同じ痛みを味わわせる事は出来る。


「リヴァイ、それ位にしておけ。後は此方で処理する……お前はステラについていろ」

エルヴィンが再び俺の腕を掴む。

ナイフを持った腕を下ろし、痛みに悶えるこの男の鳩尾に蹴りを入れて吹っ飛ばした。それ位で済んでいる事に此奴は感謝するべきだ。本来であれば殺している。


気絶しているステラの頬を撫でる。

夜は静かに朝になって行った。

/ 369ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp