• テキストサイズ

上司と部下30のお題<ロイ・マスタング>

第19章 一緒の帰り道




吐く息が、大分白くなってきたころ。


「悪い。待たせたな。」
「あぁ、かまわないよ。」


先日の歓迎会翌日から、なんとなくこいつを意識するようになってしまった。


たとえば、車を運転する横顔とか。


たとえば、風に揺れる短い黒髪とか。


たとえば、私を気遣う言葉とか。


おかしいな。
こいつの全部が気になるようになってきた。




















一緒の帰り道
まさか、まさか…な……。




/ 30ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp