第2章 おっちょこちょいな鴫野ナギサさん
『はい…本当に何処か痛いとかあれば…』
『大丈夫ですから!』
『あっ…すいません。それでは片付け始めます』
私は頷く。
まぁ家政夫って言ってもおじさんだから、この量は無理かな〜と思って自室に入り、本を読み始め約10分でおじさんが部屋に入ってきた。
『あの、華さん終わりました。』
『えっっっ????』
いや凄い
おじさん凄い
私だったら丸一日かかるものをやく10分で終わらしたおじさん凄い。
凄すぎで咄嗟に口が開いていた
『どんな魔法使ったんですか』
『…魔法…ですか…なにも使ってません』と鴫野ニコニコ
今思った事だがおじさん笑うと仔犬に見えて少し可愛く見えてくる。
何故だ?何故だろうか?
何処が可愛いんだろう…
と思っていると『華さんどうされましたか?』と仔犬みたいな目で見てくる
今思った、おじさん癒しだ。