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君がそこにいるならば【進撃の巨人/リヴァイ】

第40章 ※特別休暇※



「ほお、積極的なのは良い事だ」

妖艶な表情で手にしていたボディタオルをバスタブにかけ、両手でボディソープを泡立てはじめた。

「あの、自分でできるから、そこのボディタオルをくれるとうれし」

「なに言ってる、俺が洗うからお前はじっとしてろ」

「本当に恥ずかしいからっ!自分で洗うから!」

「うるせえよ、きれいにするから安心しろ」

そうしている間も触れるか触れないかのタッチで首筋を撫でてくる。
首筋から肩へと絶妙な力加減でまるでマッサージされているようで気持ちいい。

「ん」

「俺に任せたほうがいいだろ、そのまま抵抗すんなよ」

肩から首筋に戻ってデコルテに泡を乗せるようにしている。

「ふぅ、ん」
気持ちよくて変な声が出てしまった。
後ろにいるから顔は見えないけど絶対に笑っていると思う。

「先が思いやられるな?ティアナ?」

するすると脇腹を過ぎ胸を支えるようにして撫でまわす。
酔いで敏感になっているのか、触れられた部分がぜんぶ熱を持っている。
胸を触っても肝心なところは避けて回りを何度も包む。

「りヴぁ」

「たったこれだけで、なんつー声してんだ」

自分の手をリヴァイの手に重ねて胸の中心にあてる。
下から持ち上げるようにして頂きを親指と人差し指で摘まんでは手のひらで微かに触れる。
声だけは何とか押し殺さないとと我慢していると耳元に吐息がかかり、「お前の声も聞かせろ」低音で妖艶な声がまるで脳内に直接響く。

胸を攻めながら、片手はお腹を擦りどんどん体中に熱が広がっていく。足の付け根付近でハッとして遮ろうとすると太ももに熱を与える。

「んぅ、はぁ、あ」

手が動くたび、撫でる度に抑えられない甘い声が出てしまう。
足先まで到達すると指を一本づつ丁寧になぞっていく。
胸からは手が離れ太もも、足先に触れられるころには体が前に丸まってしまっている。

「これじゃ、洗えねえだろ」

リヴァイが後ろから肩を反らせるようにした体勢はまるで自分から胸を張っている姿勢。

胸を再度いじめる手はそのまま、片方は脇からお腹をたどり徐々に中心に近づいてビクッと反応する。

「ここも念入りにな」

リヴァイの言葉にまだ触れられてないのに疼く。

わざと付け根と中心に向け手のひらで軽く覆うだけ。

「ふぅあぁ」

余裕なリヴァイに翻弄され抗う事はもうできないと知った。

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