第2章 おはなし
むかしのおはなし
さくらが舞う木の下で2人は誓う
「俺が、お前を守る」
「ありがとう、三成様」
花びらが舞う。
それは火の粉のように舞う
ゴオオォ···バキバキ···
「···どうして、どうして···」
···ニコッ
「·····」
「桜、生きてくれ」
「三成··様···ーーー」
「あっ、あぁ··ああああ!」
火の粉の花びらは燃え盛る。
「三成!無事か!?···っ」
「おーい三成どこだー!、おっいたい··た」
三成が抱えてる人を見て俺たちはわかった
火の粉の舞う木の下で、花が
咲き乱れた。