第3章 大阪城
「それでは失礼します」
スー···タン
「····今回は」
大丈夫じゃ。
ーーーーー·····
··パチッ
「ここは··」
目を覚ますと知らない部屋にいた
むくり
「···確か私は学校向かう途中でいきなり景色が変わって··そうだ!森の中にいたんだ!それで知らない子に呼ばれ···時間見なきゃ!」
私は鞄からスマホを出して時間を確認する
「け、圏外?!え!?」
何故か私がいる部屋には電波はないみたいだ。
(誰かいないのかな?)
私はスマホの電源を切って鞄にしまいこむ。
引き戸をゆっくり開けるとそこには
「おっ、起きて大丈夫か?」
「······っ」
私より大きい男性がいた