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【PSYCHO-PASS】名前のない旋律

第7章 沈黙は、語り続ける。






「気がついたら、こんなのほほんと暮らしちゃってるなんて……」
 馬鹿よね、私。と、亜希はソファーに沈みながら呟いた。そして彼女はある本へと視線を向けた。




「やはりどんな状況も、原因は自分自身にあるのかしらね」




 ———巫女の神託から逃れ、皇子から与えられた自由。


 ———それは、私の最大の財宝にしなくちゃいけないのかしら。

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