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《鬼滅の刃》たくさんの愛を(短編集)

第5章 雨のち晴れ(時透無一郎)




キーンコーンカーンコーン…
あっという間に放課後になった。
「飛鳥〜!また明日ね!」
『うん、バイバーイ!』
(今日どうしようか…
ヒトカラでもしようかな…
…ん?あれ誰だ?
あんなところでコソコソして…
もしかして変質者?!)

『ちょっと!そこでコソコソして
 何してるの?警察呼びま…』
「わっ…やめ…!」
『…不死川…?』
「わっ馬鹿おまッ…名前呼ぶなァ…!」
「あー!実弥さん見つけたー!」
「今日カラオケ行こうって
 話してたのにー!!」
あー…そういうこと…
ファンの子たちから逃げてたのか。。
『…ごめんよ、不死川。。』
「東雲…お前責任とってもらうぞ」
『へっ、、、』
「…とりあえず走るぞ。」


『ちょっと不死川!!
 どこ連れてくの!?』
「いいからお前は黙ってついて来ィ」
『自転車の二人乗りは違反…』
「うるせェぞ。しっかり捕まったとけよォ」
あーあ、みんなの視線が痛いよ…
ただですらこの人有名人なのに…
明日学校嫌だなー嫌がらせとか
されたらどうしよう。。
そんなことを考えながら
私は不死川の後ろにいるしかなかった。

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