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《鬼滅の刃》たくさんの愛を(短編集)
第4章 急斜面(伊黒小芭内)*
ぐすっ…ぐす…
「…煉獄さんっ、、、!!」
私の師範、煉獄さんが亡くなった。
今日は鬼殺隊で彼を見送る日。
本当に…熱くて立派な方だった。
周り隊員はみんな泣いている。
でも私は…
「…東雲…お前悲しくねぇのかよ…」
悲しいよ…凄く辛いし悔しい…
もっともっと煉獄さんから
いろんなことを学びたかった。
でも、、、私は泣けなかった。
まだ煉獄さんが亡くなったという
実感が全然湧かない。
『…泣くことだけが、
悲しいってわけじゃないよ…』
私はその場を後にした。
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