第2章 変わりなんかじゃない(伊黒小芭内) *
お互いの気持ちを伝え合ったあと、
私たちは一緒にお風呂へ向かった…
伊黒さんは、理性を保ちながら
私の身体を綺麗にしてくれた。
「…本当に大丈夫か…?」
『はい…お願いします…』
「…まだ怖いと思うが…その…
さっきからずっと我慢していて…
情けない話しだがこれ以上
理性を保てる自信がないんだ。
優しくしたいが…できる保証がない。」
『本当に大丈夫ですよ…
早く触れてほしいです…
伊黒さんでいっぱいにしてください…』
「っ………
…先に謝っておく。すまん…」
そう言って伊黒さんは少し乱暴に
私の着物を脱がしていく。