第12章 光炎万丈(煉獄杏寿郎)*
『杏寿郎っ…!
私、柱引退してから、ずっとずっと苦しかった…
杏寿郎から拒まれて…本当に辛かった…』
「…あぁ。」
『もう、離れていかないでっ…
ずっと一緒にいたい…好きだよ…
ずっとずっと、大好きだったよ…!』
「…もう絶対離さない。全力で守る。
だから、俺と夫婦になってくれ…」
『…はい…!!』
二人は深い深い…愛に溢れた口付けをする。
「飛鳥…愛してる…」
〜後日〜
『…というわけで…杏寿郎と付き合うことになりました…』
「おお、やっとか…!長かったなー!
でも良かったな、俺もやっと安心できるぜ!」
飛鳥の頭をポンポンする天元。
「…宇髄。悪いが、もうそういうのやめてくれないか。
それから飛鳥…
俺たちは恋仲ではない。夫婦だ。」
「煉獄嫉妬か!ド派手に可愛いな!!
はっ、まぁお前らお幸せにな!!
東雲、何かあったら俺のところ来いよ〜」
「うむ、絶対行かせないからな!」
二人のやりとりを見てにっこり微笑む#NAME1#であった。
そしてそんな二人を見守りながら影で泣いてる恋柱と蛇柱であった。
終