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《鬼滅の刃》たくさんの愛を(短編集)

第2章 変わりなんかじゃない(伊黒小芭内) *



「…っふざけるな!!!」
私は伊黒さんに思い切り叩かれた。
彼の目には涙が溜まっていた。
「甘露寺が…命をかけて守った命なんだぞ!
 お前は甘露寺のその想いを無駄にするのかっ
 そんなこと、俺は絶対に許さない…
 お前は甘露寺の分も生きなきゃ駄目なんだよ
 どんなに辛くても…」
そこまで言って伊黒さんは泣いていた。
彼のそんな姿を初めて見た。



『ご…ごめんなさい…』
涙が止まらず涙が枯れるまで泣いた。
伊黒さんもずっと男泣きをしていた。
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