• テキストサイズ

《鬼滅の刃》たくさんの愛を(短編集)

第7章 きっかけ(冨岡義勇)




「飛鳥、明日放課後迎えに行く。」
『へっ……?』
「駅前に新しい和食屋ができたんだ。
 俺の連れ…と言っても年上だが
 夫婦でやってる店でな。
 奢ってやるから飯食いに行くぞ。
 錆兎の兄の俺なら安心だろ?」
『え、あ…は、はい…』
「よし、決まりだ。
 真菰さん、錆兎のことよろしくな。
 それじゃ飛鳥、また明日。」
『はい…!送ってくれて
 ありがとうございました…!!』
義勇の後ろ姿を見つめる3人。

「飛鳥…兄貴のこと
 いつから知ってたんだ?」
『今日が初対面だよ……』
「兄貴が女子を誘うなんて…
 俺初めて見たかも。」
「それにしても、お兄さん
 錆兎に似てなかったねー…
 かなり落ち着いてるというか…
 大人の色気が、、、
 飛鳥のこと気に入ったんだろうね!
 明日頑張ってね♩」
『頑張るって…ただご飯
 行くだけだよっ、、、!』
「顔赤くなってるよー!!」
「兄貴、ちょっと無愛想だけど
 いい奴だからよ!
 頼むな、飛鳥!」
『だから、まだそんな展開じゃないって!』

このとき不思議と飛鳥は笑顔でいられた。

/ 317ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp