第6章 傷口に砂糖を(伊黒小芭内)*
カチャカチャとベルトを外す音がする。
『ちょっと待って…!先輩まさか…!!』
その音を聞いた飛鳥が慌てて反応する。
いくら初めてとはいえど、もう高校生。
それくらいの知識はある。
「もちろん最後までする。」
『やっ…!もうダメですっ…
そもそもこういうことは
ちゃんと好きな人と……!』
「…冨岡か?」
『へ…?』
「お前…冨岡が好きなんだろ。
だから必死で俺を拒む。」
飛鳥の上で一瞬悲しそうな顔をする小芭内。
『…なんで義勇がっ…!
私が好きなのはー…んぅっ…!』
言い終える前に小芭内が自身の唇で飛鳥の言葉を遮る。
「…はっ…。
どうでもいい、お前が誰を好きでも。
お前は今は俺の彼女だ。
付き合ってる以上抱く権利はある。
絶対止めない。」
『先輩…ちょっと待って…、、!』
「まだそんな喋る余裕あるのか。
…そんな余裕ないくらい
めちゃくちゃにしてやる。」
小芭内は自身の雄を出し、飛鳥の秘部に当てる。
そして勢いよく彼女の中に入れる。