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暁の契りと桃色の在り処 ー音ー
第14章 約束
『政宗、準備を。』
『は、はっ、』
『秀吉、光秀、頼むぞ?』
『御意。』
※
父は約束を守るぞ。
母を、を助けてやるからな。
だから心配せずに産まれてこい。
また会えることを信じている。
月はあれから隠れることはなく照らし続けた。
迷うことなく
己の道を照らすように。
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