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ご指名は?1.5

第4章 大魔お..法使いナタリン☆



えええ遠慮してコレ!?くくさんもう震えることしか出来なくなってるけど..!?そして何より隼人さんが喜んでるのがコワイ..。

「でしたら、もっと遠慮して頂けませんか?」

遠慮したんですかッッ!?と言いたげな葉太郎くんを遮り、菜太郎は華夜さんの瞳をじっと見つめる。

「まぁ...どうして?」

華夜さんはひどく驚いたよう。口に手を当てた。なんか、映画を観ているみたい..。

「殴る、蹴るなどはして頂いて構いませんが、...友達が動かなくなってしまうのはちょっと...」

と、菜太郎はまた天使の顔でしょぼんとしてみせた。

「...分かった。怖がらせてごめんなさい」

と、華夜さんは私の頭をポンポンと撫でた。..!!

なっ、..なんだろう..?

この手に触れられている間、とても守られているみたいに感じる..。綺麗な女の人なのに、女の人..じゃないみたい。

美しさの中に優しさがある華夜さんの表情に、ーーこの人は、女の人なのに..、ドキッとしてしまった。

「い、いや大丈夫です..!」

ままままマズイ!!ーーいや、美し過ぎると、同じ性別でもドキドキしちゃうんだな..。


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