第2章 源氏名を決めようの会
ガタッと私は椅子から立った。
「ちょっと鈴ちゃんまで!もう、、もうそのくだりやめて!くくと俺あの時本当に何にも無かったんだって!!」
あの時とは、興奮してるくくさんと、ムチを持った隼人さんが2人きりで部屋で何かお取り込み中のところに私達が知らずに突撃した話なのだ!!
「、、別れてまたパートナーまた作るのは勝手だけどよ、一度は関係があった相手とのことを無かったことにするのは違うんじゃねぇか?」
葉太郎くんが隼人さんの肩にポン、と置いていた。
スウさんはお皿を洗っていた。
「いや!なにそれ俺があたかもくくと付き合ってたけどべ、別に好きじゃなかったし。みたいな風に言ってたみたいに解釈しないで!違うからね!!」
隼人さんの顔は真っ赤で眉を8の字にしてワタワタしている。叫んでいるのは珍しい。
隼人さん、、やっぱりそういう趣味で、スウさんと付き合ってるんだ、、。※違います。
「全力で否定してるの怪しいな、、」
「あー!!スウ、口突っ込んでゴメン!彼女に決めてもらいなよ!!っていうか2人ともそんな目で
見ないでーーーーーー!!!」
隼人さんの妙に色っぽい声が城内にこだました。