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ご指名は?1.5

第6章 隼人さんの杞憂



「うーん...」

隼人さんが、自分の顎に手を添えていた。

今日は休日。

おばあちゃんの命令によって、みんなで親交を深めようゼ!ヒィイェぇイ⭐︎的な感じでホストやるお城に集まったのだけれども...

ポン..と隼人さんの肩に、スウさんが手を置いた。

「.......大....丈夫..........................?」と。

「ボクちんのキュートぼぉおおおおおいッッッ!!!ボクちんを拒絶してよォンンンッッッ!!!」

「くく...大丈夫大丈夫だから....」

....この有様であるのだ。

いつもの風景のように見えるが、やや空気がよろしくないというか、濁ってるというか..!

どうしたんだろう皆様方?ハハッと私は我に返る。

ーーーおばあちゃんが、毎度毎度休日のたびにこうして皆様方を強制で集めるから..!!だから孫の私に愛想尽かしてみんなフキゲンにっ..!?

「J・Kぇぇぃいいいッッ!!おぱんツ見しぇてッッッ「無理だシンプルにソレは」

真顔のままくくさんの鼻をキック。奇跡の180度開脚。
ここにきてから、私は体が軟体動物のように柔らかくなっていた。攻撃力が増すと共に、くくさんがハァハァ興奮度逆にあがっちゃってるんだけど。

ーーーいや、多分くくさんは私に愛想尽かさないだろうけど、珍しく菜太郎とケンカ?してるみたいだし。

「チョット見えたッッッ♡」

ボボボボ!!と顔が熱くなる!しまったぞい!!開脚キックの弊害が出たぞよいィッ!!!

「くく、....お前本当大概にしろよ...?」

後半の呟きは聞こえなかったが、隼人さんの恐怖の胸ぐら掴みの前に、彼は撃沈ーーーーする訳もなく、「ハァッハァはぁ..ッッッもっと拒絶ぅぅう♡♡」はお約束。彼の十八番。こうしてマゾヒスト・くくの世界は今日も回っていく。

「はぁ...」

何故かしょぼくれる隼人さんの背中を、スウさんがさすってあげてた。

葉太朗くんが学校を休み出してから、ここにも来れなくなってちょっと経つ。

「.....心...配?」

スウさんが、美しいそのまなこで隼人さんを見つめる。美しい、まなこ..ハァ..ハァ..ぱぁ..♡

脳内がくくさんバチョギメ状態になったところで、我に返る。

「な...葉太朗を心配してない訳...ないじゃん...っ!」

シン...とお城は静まり返る。
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