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《イケメン戦国》散りゆく惡の華 ー毛利元就ー

第14章 二人の距離


襖が閉まると、未来は放心状態になってしまった


(今のは…一体何が起きたの…?キス…してたかもしれないの…?)


そうなっていたかもしれないと考えただけで、頬や耳が熱くなるのを感じた


「嫌じゃなかった…」


(ううん…むしろ嬉しかった、あの人と触れ合えたことが)


「ばかばか、何考えてるの」


戸惑う心を鎮めようと、のろのろと褥に戻った


(戻ってくるまで、このまま待ってよ…)


「元就様…」


一人静かに呟いて、優しい表情を浮かべた元就を思い出しながら、未来は目を閉じた
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