第3章 知らない世界はこんなにも
「!!早く起きろよ〜!ラクサスが怒ってたぞ!」
『ふわぁぁ〜!へ?ラクサス…えぇ!!や、やばい!怒られちゃう!!ナツ!どぉしよ〜』
「知るかよ!
ルーシィ!クエストいくぞっ!」
『ナツ!!』
「ごめんね!」
『ルーシィまで…。』
「ち、ちょっとナツまって!」
どぉしよ、ラクサスに怒られちゃう!
あ!でも行かなかったらいいのか!帰ってくるまでに逃げておけばね!
「おい!」
『ん?って、えぇ!ラ、ラクサスさん』
「いつ俺がクエスト行ったって言った?」
『はい。ひとっこともいっておりません。』
「早く来いお前をずっと探してたんだ…心配させんじゃねぇ。」
『え?』
ラクサスの背中が遠ざかってく
『ま、待って!どういうこと?ラクサス!
なんで!脚が動かないのよ!ラクサス!』
「…い」
『ん…』
「おい!」
『!』
「大丈夫か?」
『…』
ラクサス…。