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まるで夢みたいな話【ツイステ】

第2章 *雨が強かった日【イデア・シュラウド】




午後9時過ぎ。
天気はさっきいきなり雨が降ってきてしまい土砂降り。


「あっちゃ〜…、降ってきちゃったよ、」


明日の授業で使うルーズリーフが切れていたのを思い出し、
授業前にはきっといけないと考えて慌ててサムさんのお店へ向かい、オンボロ寮へ帰る途中だった。


慌てて寮を飛び出したので、夜雨が降り出す、なんていう天気予報も忘れ、傘を持たず外に出てしまったのだ。


ルーズリーフは袋に入っているため無事なものの、私自身はもうどうしようもなくびしょ濡れ。しまいには部屋着のまま出てきてしまい薄着。


最悪すぎる。


急いで帰ってシャワー浴びよう、と思い小走りで寮に向かおうとすると、思わずコンクリの道に足を滑らせド派手に転倒した。


しかもそのまま水たまりの中にダイブした。



「いったあ!?…あ〜もう、」


尻もちをついてしまい、服も中までビショビショ。
半袖短パン姿の私の服はもう絞れそうなくらいに濡れていた。






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