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まるで夢みたいな話【ツイステ】

第1章 *声のボリュームは抑え気味に。【セベク・ジグボルト】




◯おまけ
数ヶ月後の話。


「なっ!人間!またこんな時間に!!!」


「はは〜ごめん〜」



セベクの部活が終わる夜遅く、ごく稀にディアソムニア寮に行きセベクの部屋を訪ねる。

なぜかというとあの日に見たお風呂上がりの髪を下ろしているセベクがレアでカッコ良すぎるため、こうしてたまに許可を得ず部屋に来てしまう。



「まったくお前は…!送るから待っていろ!」



そしていつもセベクにオンボロ寮まで送ってもらうというのが一連の流れである。今考えればセベクにとっていい迷惑すぎるな…?


そして私はふと思いついたのだ。



「着いたぞ、人間。全くお前は懲りない…」


「ねえセベク、せっかくだから私の部屋でお茶しない?」



来たついでにオンボロ寮の私の部屋でゆっくりすればいいのでは?ということだ。

付き合ってからというもの別にデートなどもすることもないので、いっそゆっくり出来ると思ったのだ。


のだが、セベクはわなわなとしていた。



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