• テキストサイズ

各々の物語【D.Gray-man】

第1章  星に願いを(ラビ)



ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー



笹の葉が さらさらと揺れ

星たちは 夜空を煌めいている



織姫と彦星が会える 

一年に 唯一の日




そう 七夕だ



ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーー







たたたたたたたたっ

バサバサバサバサバサ


食堂から科学班まで、とある物を抱えて走る。
周りからは不思議そうな視線をもらうが、気にしない。
というか、気にならない!


早く皆とーーーーーー




ばんっ!!!!!


勢いよく、科学班の扉を開ける。

「見て見てー!笹の葉もらったよー!!」




「「「…は?」」」」


テンション高めなスミレとは違い、科学班の皆は目を点にしている。

何故なら、昼食を食べに行っただけのスミレが、自分より背丈のある笹の竹を持って帰ってきたのだから。



/ 26ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp