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イケメン戦国短編集

第1章 織田信長


亜衣「良いのですか?」
信長「ああ」
亜衣「それじゃあ…いただきます。」
信長はこの後の目論見のために少なめに注いでいく
信長「亜衣、貴様に渡すものがある。」
そう言うと信長は小さい木箱を取り出す
亜衣「これは…指輪ですか?」
信長「ああ、知っていたか、金剛石の指輪だ。貸せ、つけてやる。」
信長ははめた後に亜衣の手の甲に口付けた
信長「金剛石には永遠の絆という意味がある。俺は貴様とそうなりたいと思っている。彼氏では無く夫となりたいのだ。生涯俺と共に歩んでくれないか?」
亜衣「信長様…う、嬉しいです。でも…隣にいるのが私でいいんですか?」
亜衣の瞳には涙が浮かんでいる
信長「貴様が良いのだ。いや、貴様じゃ無いとダメなのだ。で、返事は?」
亜衣「わ、私もずっと信長様の隣にいたいです。よろしくお願いします。」
信長「では、明日から祝言の準備をしよう。」

……翌日

信長「秀吉、来年の正月は謁見を受けるな。」
秀吉「いいえ、それはなりません。関係を深めるのに謁見は大切なのです。」
信長「うるさい、祝言を挙げる。」
秀吉「えっと、お相手は…」
信長「貴様は阿呆か。亜衣以外おらんだろう。」
秀吉「そ、それもそうですね。」

……祝言当日
南蛮寺で西洋の婚儀衣装(タキシードとウェディングドレス)に身を包んだ2人が武将たちに囲まれていた
武将たち「信長様、亜衣(様)おめでとうございます。」
信長、亜衣「ありがとう」
神父「新郎信長、あなたはここにいる新婦亜衣を健やかなるときも病めるときも、富めるときも貧しいときも、妻として愛し、敬い、いつくしむことを誓いますか?」
信長「誓います。」
神父「新婦亜衣、あなたはここにいる新郎信長を……誓いますか?」
亜衣「誓います。」
神父「それでは、誓いのキスを」
二人は顔を近づけ合い、唇を重ねるが信長がそれで終わるはずがなかった。呼吸をするのに少し開いた亜衣の口の中に舌を入れた。
チュッチュルックチュッ
亜衣「ふ…んんっ……んぁっ」
酸欠になりかけたところで信長はやっと唇を離した。
亜衣「長すぎです。皆の前なのに…」
信長「嫌だったか?」
亜衣「い、いやじゃないですけど…皆の前ではやめてください‥」
その時秀吉がわざとらしく咳払いをした。
秀吉「こほん、お二人とも式の最中です。」
神父「これでお二人は夫婦となりました。」








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