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イケメン戦国短編集

第1章 織田信長


1月1日の朝-安土城天守
信長「朝になったことに気づかぬとは…腕の中のこの温もりのせいだな。」
すると、腕の中にいる亜衣が目を覚ました
亜衣「ん…パチリ」
信長「亜衣、おはよう」
亜衣「あ…信長様、おはようございます。」
信長「体は大丈夫か?」
亜衣「少しだるいけど大丈夫です。心配してくれてありがとうございます。」
信長「ああ、今日は新年祝いの宴があるから晴れ着を出しておけ」
亜衣「はい、分かりました」
コンコン
秀吉「お館様、お目覚めですか?」
信長「ああ」
秀吉「失礼致します。本日のご予定ですが、謁見が2件入っております。その後に……最後に宴を行い終了です。」
(今日も忙しないな)
信長「わかった、俺と亜衣は朝餉に送れるから先に始めてろ。」
秀吉「御意」
秀吉が天守から出ると
信長「亜衣、側に来い。」
亜衣「はい、どうかしましたか?」
グイッ、チュッ
亜衣「ちょっ!信長様、急に口付けしないでください。」
信長「何故だ?毎朝していることだろう?」
亜衣「なっ、いつの間に…」
信長「こうしないと1日が始まらん。あいつらが待っている急いで支度しろ。
亜衣は真っ赤になって
「分かりました」と言った。

……

亜衣「皆さんおはよう御座います。」
秀吉「おう、おはよう」
政宗「おはよう、亜衣顔赤いぞ。朝から信長様とヤってたか?」
三成「亜衣様、おはよう御座います。」
家康「……おはよ」
光秀「ずいぶん遅かったな、一体何をしていたんだろうなぁ?」
亜衣「政宗、光秀さん揶揄わないでください。」
政宗「んだよ、つれねえなあ」
光秀「クククっ」
三成「あ、お茶入れますね。」
秀吉「あ…待て、三成俺がやる」
ツルッ、バシャン
秀吉「遅かったか、三成ここは良いから着替えてこい。」
三成「ありがとうございます、秀吉様」
秀吉「光秀、全部混ぜて食うな。家康、唐辛子かけ過ぎだ。」
光秀「この方が効率がいい」
家康「…辛さが足りない」
亜衣「賑やかですね」
信長「ああ、新年早々騒がしい奴らだ。」
信長「亜衣、夜の宴が終わったら天守に来い」
亜衣「わかりました」


………


亜衣「信長様入っても良いですか?」
信長「ああ、いちいち聞かずとも良いと言っただろう」
亜衣「次からは気をつけますね、……お酒ですか?」
信長「ああ、貴様も飲むか?」


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