第7章 ザガン攻略!
龍「凜殿!手出しは……」
「無用でしょ!分かってるってば!」
しつこい!
「でも、魔装はするからね!私が死ぬわ!」
龍「……分かりました」
どんどんゴーレムが迫ってくる。
私はとりあえず魔装をし
白龍の邪魔をしないようにする。
でも、白龍から飛んでくる
異様な血の量に、思わず振り向く。
すると、体全体から血が吹き出してる。
ザガン『はははっ!もう疲れてきてるじゃないか!魔力操作は自分の命を削る技……君の寿命が尽きる方が早いよ!』
「なっ……!?ちょっと、白龍!もう止めな!このままじゃあんたが……」
龍「構わないっ!」
「はぁっ?!何言って─」
龍「命が少し縮まるくらい、他人に助けられるよりマシだ。放っといてくれ!この迷宮攻略は俺だけが背負う使命だ。君には関係ないっ……」
「関係ないって……!あんたねぇ!」
龍「関係無いだろう!うるさいな……!これは、俺だけの問題だ……!」
………何?コイツ。
……ふざけんな
私は、白龍のその態度に
キレた。