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香るのは君のラベンダー

第2章 自覚


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その後の数日間は毎日のように日向の家に集まることが多かった。

毎回遊んじゃうから全然進まなくて大変で。でも、ちゃんと期限以内には全部決めて。
体育祭は大成功!
俺らのクラスは学年1位を取ったし、3学年では4位だった。1年生がベスト5に入ることは珍しいことらしい。俺ら頑張ったってことだな!

一緒に体実をやったメンバーで仲良くなった。まぁ毎日一緒にいろいろ考えたんだからそうなるよな。
そんで、普段から4人で一緒にいることが格段に増えた。
所謂、いつメンってやつだな。

最近のお決まりは、
新が騒いで小峰が「うるさい!」って怒鳴るけど、それがうるさいから俺が2人を止める。それを日向が見て笑ってる。
って感じ。1日に2回くらいは同じことやってる。でも、これが楽しい。何より、この後は4人で笑い合うから、それが楽しい。


そんな日々が続いたある日、新と小峰が変なことを言い出した。
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