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香るのは君のラベンダー

第2章 自覚


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体育祭と言ったら、もう最高の行事。全力で楽しむしかないっしょ!
だから、HRで先生が体育祭実行委員を決めるって言ったとき絶対やってやる!って思った。

でも、全然立候補者いなくて決まんなくて、先生が俺が自由に決めていいとか言うから、今まで散々付き纏われたしこれくらいいいだろって思って新を誘った。
んで、女子。俺、日向以外の女子とあんまり喋ったことなくてわかんないから、とりあえず1人は日向で決定。そうすると日向と仲のいい小峰を誘うことになるってわけ。

それで、俺が勝手に決めたらいつも日向は反応してくるのに今日は反応しなかった。なんか、ぼけっとしてる。
どうしたんかな?

まぁ、日向だってぼけっとすることくらいあるだろ。とりあえず、新と集まりがある教室に行く。

てか、一昨日くらいに気づいたんだけど、俺クラスで1番仲良くしてるの新だ。
別にいいんだけど、あのハイテンションが常に近くにいるのはだいぶ疲れる。中学の時はそんなうるさいやつ近くにはいなかったな。あんときは誰が近くにいたっけ?


あぁ、そうだ。日向だ。あいつは静かだから。






























あいつが近くにいると安心するんだ。


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