第9章 感受※

｢あっあっ…そこやだ…｣
｢いい、の間違いではないですか？｣

彼は少し強めに陰核を押す。

｢ああっ…！｣
｢やっぱり好きなんですね｣

彼は空いている手で乳首を弄りながら陰核を責め続けた。




｢そろそろ身体を洗いましょうか｣

彼は突然動かしていた手を止めて私を湯船から上がらせる。



まだイかせてもらってないのに



快感を与えられ続け疼いた下半身はそのまま外気へと触れる。

安室さんは私を椅子へと座らせ、髪をシャンプーで洗ってくれた。

私は身体を泡立てたネットで洗う。
未だピンと勃ち上がった乳首や敏感なままの陰核にネットが触れる度に快感が走る。


｢洗い流しましょうか｣

安室さんは自分の身体を洗い流して私の体へとシャワーをかける。
みるみる落ちていく泡。
段々と下半身へとシャワーの水が近づく。

｢…あっ｣
シャワーの水が敏感になった局部へとかけられた時思わず声が漏れてしまった。

｢どうしたんですか？｣

安室さんはシャワーを同じ場所から動かさずに尋ねてくる。

｢あっあっ…ん…｣
私は思わず足を内側へと閉じる。



｢ああ、もしかして｣
安室さんは私の足をガバッと開かせ陰部へと重点的にシャワーをかけた。

｢ああああっ！だめっ…｣
｢シャワーで感じてしまっていたなんて、さっきから我慢していましたもんね｣

耐えてるカホさん可愛かったですよ、と安室さんは笑う。

シャワーの水が陰核へと触れる。

｢だめっ…イッちゃう…ああっ…イクっ…！｣

安室さんはシャワーを少し陰核へと近づけた。
私は身体に電流が流れたようにビリッと快感が突き抜け身体が後方へ反れる。
それを安室さんが支える。

｢はぁはぁ…｣
｢イッちゃいましたね、シャワーで｣

ああ、どれだけ私は淫乱なんだろうか。
シャワーの水圧で、安室さんに見られながら達してしまうなんて。

私は恥ずかしくて頭を下に向ける。



｢カホさん、壁に手をついて下さい｣
｢え？｣

私は彼の言われた通りに壁に手をつく。
お尻を突き出しているようでなんだか恥ずかしい。

｢そう、そのままで｣

安室さんにそう言われ、よく分からないままこの状態を保つ。


すると彼の指が腟内にスルッと入ってきた。

｢えっ…あっ…｣

突然の快感に思わず身体が震える。