第6章 従順※

｢ああ、凄い。下着から糸引いてますよ。｣

彼は私の下着を脱がせると、腰で纏められていたドレスもスルッと脱がせる。


私は一糸まとわぬ姿になった。

｢綺麗ですよ、カホさん｣

彼は自分の唇を私の唇に合わせた。
しばらくして彼の舌が侵入してくる。
舌を絡め取られて吸われる。時々彼が唾液を私の口に流し私はそれを飲んだ。




｢さて…｣


彼の指が私の陰部に触れた。割れ目の周りを指でグルグルと撫でる。


｢はっ…あ｣
｢凄く濡れているので簡単に中に入ってしまいそうですよ｣

そう言って彼は指を1本蜜口へと沈めた。

グチャ…と音が鳴ったのが分かった。

｢んはぁ…｣
｢こんなに濡れているのに、相変わらずナカはきついですね｣

彼は指をクイッと膣内で曲げる。

｢あっ…！｣

強い刺激に思わず大きい声で鳴いた。
でも彼は指を抜いてしまった。





｢簡単にイかせてしまってはつまらないですから｣


彼は硬く蜜口から溢れ出した愛液で濡れた陰核に指を伸ばす。


｢ああっ｣

指を左右に素早く動かし陰核を刺激する。1番敏感なそこを激しく責め立てられてはすぐに達してしまいそうだった。

｢あっ、イクっあっあん…ん、ｱｯ、イクッ…｣


来る…！、そう思った時、彼は指の動きを止めた。


｢なんで…｣

私は目に涙を浮かべて彼を見た。








｢どうしてほしいですか｣

彼は聞いた。
もう限界だった。さっきから身体は快感を求めていて、でも彼は絶頂へと導いてはくれない…。



｢イかせて…下さい｣

｢誰にですか？｣

｢あ、安室さんに…。お願い…イかせて、｣

彼は私の言葉に満足気に笑うと私の足の間に顔を埋めた。


ジュル…




｢ああっ…！｣


陰核に舌を這わせて上下に舐められる。それと同時に指を2本蜜口の中へと入れられ、ざらざらとした壁を激しく攻められる。


｢あっあっあっ…イッちゃう…！だめ、イクっ…！！｣

私は身体を反らせて絶頂に達した。身体がビクンと波を打つ。
彼は愛撫を辞めることはしなかった。


｢あっあんっ、イったばっか…だからぁ…｣

彼は陰核をチューっと吸い込み指は相変わらず弱いところを責めている。

ビチャビチャと音を立てて蜜口から愛液が垂れる。
お尻の方まで伝ったのが分かった。