第17章 重なる※
沖矢の陰茎がカホの子宮口にグッと押し込まれて
カホは大きな声を上げてビクンっと跳ねた。
カホの膣内はキュッと沖矢の陰茎を締め付ける。
沖矢は思わず顔を何かに耐えるように歪める
「…はっ…あ…はぁ…」
沖矢はカホの膣内から陰茎を抜いた。
それはまだパンパンに腫れ上がってビクンと脈を打って勃ち上がったまま。
沖矢は未だに興奮した陰茎からゴムを外す。
それは何も入っていなかった。
沖矢は自身に手をかけ上下にそれを扱き始める。
はぁっ…と吐息が漏れて、段々手の動きが速くなって
カホは朦朧とした意識の中その様子を見ていた。
「…膣内で…出してもよかったのに、つけてるん…だから…」
「カホさんが満足させるのが…っ…1番でしたので…それに、これ以上激しくする訳にもいきませんですし…」
「…なんでそこまで、優しくするんですか」
「それは…カホさんがっ…好きだからですよ」
「…っ」
そういう昴さんは物凄く色っぽくて、優しそうな目をして…
私の胸がどこか熱くなった。
「昴さん」
沖矢はカホの声に彼女の方を向いた。
カホは自分の指を口に入れて唾液を絡ませた。
唾液で濡れたそれを秘部へと持っていく。
カホの指が…膣内に段々と飲み込まれていく。
沖矢は目の前の光景に驚き、自身がビクッと反応したのが分かった。
「…こういうのも…はぁ…あった方が…んっ…興奮するでしょ?」
カホは膣内で指をゆっくり動かす。
クチャと音を立てて、自分で気持ちいいところを突いて
絶対こんなこと普段の私ならしないのに
本当にどうかしちゃったのかな
目の前の昴さんに、興奮してもらいたいなんて
「…カホさんっ…貴方は…恐ろしいですね」
「んっ…あ…幻滅、しました?」
「いえ…凄くっ…はっ…興奮します…他の男にもしたのなら…許せませんけど」
「こんなのっ…はじめて…っあ…」
「…はぁ…っ…ホントに好きですよ…カホさん」
沖矢の陰茎はネチャネチャと音を立て始める。
カホが自分の為に自慰をしている、そんな光景は沖矢からしたら究極ともいえるもの。
お互い向き合って自慰をする光景は何とも異様なものだった。