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キメツ学園ー未来編【鬼滅の刃】
第39章 大雨
夜に実弥が帰ってきて、開口一番にこう言った。
「おい、あの傘どうした?」
玄関の傘立てにある普段はないビニール傘を指さす。
「あー…」
私はちょっと考えてから言った。
「スーパーに行ったら雨が降ってきて、雨宿りしていたら親切な人が貸してくれたの。明日返しに行くんだ。」
「……そうか。」
実弥が何かムッとしながら言うので、言ってやった。
「ちなみに男の子でーすッ!!」
「ふざけんなテメエ!!!」
そんな私たちに呆れるように、おはぎがじっと青い目で見つめていた。
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