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キメツ学園ー未来編【鬼滅の刃】

第33章 風邪


私はケーキを食べる気になれなくて春風さんに渡した。彼からは嬉しいと言わんばかりの感情が伝わってきた。まさかこれも想定内とか…?


「……疲れた」


机に突っ伏したままの私が言うと、春風さんはぴたりと動きを止めました。


「色んなこと考えるの、疲れた。実弥のこと大好きなのに、私がバカなせいで、どんどん嫌な方向に…。」


ネガティブな言葉しか出てこない。


「疲れたなら、休めば良い」


そんな私にも春風さんは優しい。


「ね?」


そして、ずっと変わらない優しい笑顔で笑った。
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