• テキストサイズ

キメツ学園ー未来編【鬼滅の刃】

第4章 凹凸


店から出ると朝からでかけたのにもうお昼の時間だった。お腹はあまりすかないけど、実弥は腹ペコなようだった。


「お外で食べるか私の料理食べるかどっちがいい?」

「お外で食べる」

「………ごめんね、料理下手くそで」

「初めて食ったお前の味噌汁……ぶっ」


実弥はふきだし、クスクスと笑う。
私が作ったのは大根の味噌汁だったんだけど…。ちょっと、具材の切り方が悪かったみたいで…。


「器からはみ出る大根なんて初めて見たわ、くっ」

「う、うるさいなあ…。」


同棲を始める前から料理はしていたけど、なるべく包丁は握るなとおばあちゃんから言われていた。


「まあ、でもまた食いたいわ。最近仕事で作ってくれてねえだろ?」

「……器からはみ出てもいい?」

「何で具材を切ってくれねえんだ。」


え?だって、ゴロゴロ入ってると嬉しくない?


「じゃあお昼は外で食べて、夜はカレーライスだ!」

「よし、じゃあ食材買うか」

「賛成!」


私達は食事と買い物を済まし、家に帰った。
出来上がったカレーライスは野菜がごろごろ、シャキシャキしていた。うん、いつも通り。

実弥は青い顔で完食していた。
/ 539ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp