• テキストサイズ

リセット~running start again~

第18章 反抗


双子は掲示板を見て腑に落ちない顔をしていた。

ジョージ「なぁ、俺たち予選会の10位ってことは・・・すでにシード権がある10校を加えて、最後じゃんな。」
ジョータ「頂点を目指すって無理じゃない?」
ジョージ「何で俺たち走っているんだ?」
ジョータ「ハイジさん言ったよな?頂点を目指すって。」
ジョージ・ジョータ「なんで走るんだ?」

蔵原「それは・・・」と詰まる。


清瀬「お前らー行くぞー。話しは後だ。」


空気の変わりようを察知したが、行く末を見守ることにした。


(走るということ・・・それは自分で見つけていかないとね。
何をもって頂点かは、自分のものさしで判断していくことでもあると思うの。そもそも、寛政大学がここまで来られたのは奇跡だと思うし、清瀬くんの想いにみんなが呼応していった結果が今なんだろうなぁ。長距離は奥が深い競技。そもそも、自分たちがどれだけすごいことなのか・・・は理解した方が良いと思うんだよね)

と私は考えていた。

私は所用で大学へ行くため途中でみんなと別れた。
/ 72ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp