• テキストサイズ

リセット~running start again~

第17章 予選会


箱根駅伝の予選会
天気は曇天で今にもぐずつきそう。

各々はアップして、コールを受け、スタート位置につく。

私もドキドキする。
これで運命が決まる。大切な日。

いつもの掛け合いを忘れたようで、スタート前にやっていた。
「箱根の山はー、」「天下の剣ー!」とえいえいおーでもやっているような動きで、寛政大は目立っていた。


私は、はなちゃんと一緒にレースを見て記録と観察する。

はなちゃん「ドキドキしますね!」
「うん。大丈夫だよ、きっと。」

審判「位置について」パンッと号砲が鳴った。

清瀬が後方のメンバーにサインを送る。
それを見たメンバーは伝達していく。
走は、自分のペースでグイグイと攻めていく。


ある時、清瀬が転倒した選手に巻き込まれそうになった。

私は沿道の少し離れたところから、後ろ姿だがその光景を見た。
「清瀬くん!!!」
(待って。これはちょっとマズイかも・・・)と一抹の不安を覚える。

そして、レースは中盤、終盤を迎えた。

私とはなちゃん、商店街のオジサンたちと一緒にゴールのところにいた。

私はアイスノンを準備し、ゴールを待った。
/ 72ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp