リセット~running start again~
第2章 side 竹青荘
と別れ俺はアオタケに戻った。
201の部屋に行き、監督の容態等々を話した。
清瀬 「監督は落ちてしまったときに打ったところが打撲となり、年もあるから安静と様子見るために入院となった。大事なくて良かった!」
神童 「いやぁ、いきなり大きな音がしたからビックリしたよ。焦ったなぁ」
ムサ 「近くにハイジさんがいてくれて助かりましたね。」
ニコチャン「無茶はできないってことだな」
皆が安堵の息をつく。
ユキ「ところでハイジ。一緒に歩いていた人は誰なんだよ?」とニヤニヤしながら尋ねる。
ジョージ 「なになにー??女の人?」
ジョータ 「ハイジさんの彼女ー??」と騒ぐ双子。
キング 「えっ、、、」と動揺する。
王子 「へぇ・・・まっ、僕は興味ありませんけど」とマンガを読みふける。
周りがざわざわし始めた。
ハイジ 「彼女は俺の高校時代の同級生だ。今は看護学部にいるそうだ。そして、同じ陸上部だった・・・」
走 「だった・・・??」と不思議そうに見つめる。
ハイジ 「まぁ、色々あってな。には副監督兼マネージャーをお願いするつもりでいるんだ。はこのチームに必要なんだ。」と飄々と語り、缶の中に残っていた気の抜けかけたビールを飲み干した。