リセット~running start again~
第9章 はじまり
夕方
記録会の後、私は竹青荘に向かった。
手にはいっぱいの果物やら肉やらお酒や飲み物‥
「こんばんはー!」
どうやら中は騒々しい。
何か起きたようだ。
ニコチャン 「ちょうどいいところに来た!ハイジが倒れたんだよ!」
「えっ!?お邪魔します。」
そそくさと靴を脱ぎ上がる。
キッチンに行くと清瀬くんが倒れていた。
ユキは近くの医師に電話しようと番号を探しているところ。
双子とキングはオロオロしている。
ムサと神童は心配そうに見つめる。
王子は行く末を見つめている。
走はハイジのそばにいる。
ニコチャンはを連れてきた。
双子がに気付く。
ジョージ 「何でいるの?」
ジョータ 「テレパシー?」
「説明はあとね。ちょっと見せて。倒れたときの状況は??頭打ったりしたかな?あと、おじいちゃんのところから血圧計持ってきて。あのじーさん、血圧図ってると思うから!」
「清瀬君!!わかる??」と本人の状態を確認し始める。
走 「俺と話してて、突然倒れて。頭は打ってないです。そこの棚に寄りかかるように倒れたので。」
神童 「はい。血圧計。」
素早く血圧計を巻き、図る。
ユキ 「、医者が聞きたいと。」とスマホを渡される。
「はじめまして。状態はですね。レベルは3桁。血圧120/65、脈拍85、熱はないです。眼瞼結膜が白っぽくなっているので貧血傾向だと思います。瞳孔も左右対称で、えぇないですね。はい。倒れたとき頭は打ってないようです。はい。はい。わかりました、お待ちしております。」
と電話を切る。
「清瀬君の部屋に布団を敷いてあげて寝かせてください。」
と各々テキパキと動く。
そうしているうちに医者が到着する。