リセット~running start again~
第5章 竹青荘
清瀬 「なら、お願いしようかな」
と指示をもらってテキパキと動いた。
そうこうしているうちに、昼食は完成した。
アオタケ一同「「「「「「「「「いただきます」」」」」」」」」
「いただきます」とほっぺを赤らめ照れたように言う。
清瀬はそれを見逃さなかった。
不覚にもかわいいと思ってしまったようだ。
初対面の人もチラホラいたため、改めて自己紹介することになった。
「看護学部4年のです。おじいちゃんの件は、ご心配おかけしました。無事に日曜日に退院となります。」
監督の件を聞いて皆は表情をほころばせる。
ジョージ「はいはーーい!!おれ、城次郎」
ジョータ「おれ、城太郎」
2人「双子でーす。どっちか分かる?」
「こっちがジョージくん、こっちがジョータくん」と誇らしげに。
ニコチャン 「すぐに聞いても意味ねぇだろ。」
ユキ「確かになー。」
各々自己紹介を済ませ、歓談となる。
学校のこと、陸上のこと、個人的なこと等々に花を咲かせる。
「お腹いっぱい!!美味しかったよ。ごちそうさまでした!私はそろそろ帰るね。おじいちゃんのところに寄って行くし、明後日から実習始まるから勉強しておかないと。」
神童 「ゆっくりしていっていいのに」
ムサ 「無理に引き留められません。また来てもらいましょうよ」
玄関まで行き、「それじゃ、今日はありがとう。」と清瀬に伝える。
清瀬 「買い物に行くんだ。そこまで一緒に行こう」
と2人で外に出る。