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【鬼滅の刃】【不死川実弥】だからこそと言えるように

第14章 これが師範、風柱である。





伊之助との楽しい楽しい…いや、むしろ驚き死しそうだった恐ろしい任務の次の任務はなんと!

不死川さんに同伴させて貰えるらしい。
前回の任務で私は伊之助に指示とかいうクッソ上から目線な事をしていたのだが…。
今考えたら指示出すのが柱でもないあの状況で指示受けるの自分だったらクソ腹立つな。伊之助スゴ!


実弥
「おィ、何呆けてやがる。明日の任務について打ち合わせつったろォ、いい度胸だなァ」

結衣
『めめめっ…滅相もない!先日の任務のことをすこーし思い出していただけです!』


実弥
「…なんかあったのか?」


へっ?あの不死川さんがもしかして心配している??普段の態度からして私にまったく興味ないのかと思ってたんですが??

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結衣
『…不死川さん、今、お風呂上がりました。お先に頂いてしまってすみません。あ、そうだ!お風呂上がりに柔軟手伝いましょうか?』

って気遣ってみようとしても


実弥
『……。
柔軟はいいから、もう部屋入って寝ろォ』


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節子
「……。」


節子さん珍しくぼーっとしてるな。

結衣
『節子さーん?危ないですよお皿洗ったままぼーっとしちゃ』


グラッ…。

ゆらゆらと床が揺れ始める、そう、地震が来たのだ。かなり大きめ、現代でゆうと震度5強ぐらいの

節子
「……っ!?」パリッ!バリィィィンッ!!

食器が割れる音がする。

全く動かない、節子さんは隊士か!?ってぐらい運動できて反射神経良いのに??


結衣
『だ、大丈夫ですかっ!?』

ガタッ!!

食器棚が倒れてくるのが見え、咄嗟に身を呈して節子さんを庇った。


実弥
「オイ!大丈夫かァッ!?節子!どうなってる?節子!!」

少し血の匂いがするし、節子さんから怖い、心配、安心という色が見える。
なんか滴ってる気がするし頭打って血が出たのかな?

ダメだ意識がぼーっとする。
節子さん怪我なかったかな?




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結局あの時私を心配する不死川さんの声は聞こえなかったっけ。



思い上がるわけじゃないけど、継子だし、髪飾りも貰ったし、それなりには仲良くなったと思ったのに。

私だけなのかな、そう思ってるの。



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