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【鬼滅の刃】【不死川実弥】だからこそと言えるように

第13章 初任務!獣のあいつに要注意!




嬉しい贈り物である髪紐も綺麗な羽織も身につけ私は初任務の地に赴き、たった今任務を終えたところだ。

これから帰るんだ、私は。

そう、帰るはずだった。


「おいお前!俺と戦え!」

この猪がいなけりゃ帰るんだよぉ…!!



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少し前に遡り、任務で鬼を切っていた。


そこに別任務帰りの伊之助がたまたま鉢合わせたのだろう。


私が鬼を切っているところ見て

伊之助
「お前強いな!戦え!」


だそうだ。



結衣
『……嫌です』


伊之助
「うるせぇっ!!戦え!」


結衣
『いやうるさいのは……』


うるさいのはあんただって言いたいけどやっぱやめよ。


こういうのは無視だ無視。


伊之助
「―――っ!前見ろっ!!」


なんか言ってんなぁ〜。

マエミロ…

前…見……ろ?



「ドジっ娘ちゃんだぁっ♡」


いやだ……れっ…?

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伊之助side




強い女が居た。


戦いを挑もうとしたけど断られた。
と言うより無視されたが正しいか。

だから目の前にいる鬼に気づかない様子だった。


この俺様が親切に教えているのに、気づかない様子で。


相手の血鬼術にかかったようだった。


多分あいつの鎹鴉が急いでどっかに飛んで行ったので、どっかになんか伝えに行ったんだろ?


俺は鬼を狩った後、こいつを野放しにしておくのに良くない予感がしてとりあえず様子を見ている。



肌で感じる、こいつの異常さ。

異質、ほかのものと圧倒的になにかが違う、野生の勘でもあるか?



こいつの鎹鴉に導かれるまま屋敷に運んだら女の人が出てきて

「…こちらで面倒を見ます、運んでくださいありがとうございました」


とお礼になんか食いもん貰った。



ところであいつ、なんて名前だ?



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