• テキストサイズ

【鬼滅の刃】【不死川実弥】だからこそと言えるように

第11章 ここから



結衣
『……は?』


いや、なんだこれは。なんなんだこの紙は……。


義勇
「あぁ……起きたのか?それとその手紙は読んだようだな。早く支度しろ」


いやいやいやいや、え?ちょっと待って?

兄として思うところないの?

いや、それより喜んでくれないの???



"私…風柱の継子に選ばれたんだよ…?"



義勇
「…何ボケっとしている。さっさと支度するぞ」


結衣
『いや、さっきから支度支度って…どこ行くの?』


義勇
「言ってなかったな、継子になるにあたってお館様のお屋敷にて風柱と対面して風柱に頼むそうだ。あいつは断りかねん、だから直接言ってやろうってことだろう」

結衣
『……私てっきり継子になんてなれると思ってなかったし、なれてもお兄ちゃんの元でと思ってた……』

義勇
「……」

ん?あれ?顔がそういえばいつもより曇ってる……。

義勇
「俺も1度お館様にはそう打診してみた…だが、"水の呼吸は長年触れているので風の呼吸の経験を積むのが良い"と言われれば…反論はできない」

いや、うんそうなんだけど。

何かあるってわけじゃないけど婚前の若い男女がペアで大丈夫なの??

あ、煉獄さんと蜜璃ちゃんもそうだった……。

なら、大丈夫か。

結衣
『とりあえず準備してくるよ』


--------------------
-----------------
--------------


ピキピキ……って言ってそう。

風柱のお顔が…物凄いことになってる。

お館様
「…ということで構わないね?実弥」

実弥
「…私でなく冨岡の方が適任では…?」

…さすがにお館様にはゴラァッ!!とか言えないよね。めっちゃイライラしてそうだけど。

お館様
「それは義勇にも言われたね…。風の呼吸の経験を積ませたいんだ。水はもう十分触れてきたと思うからね」

実弥
「……」

こえーよ。横から負のオーラが……。

実弥
「…御意。私、不死川実弥がこの平隊員を風柱の名に恥じぬよう鍛え抜きましょう」

お館様
「…ありがとう、実弥。結衣もいいね?」

結衣
『…御意…』


いや、だから、怖いんだってば不死川さん……。


/ 96ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp