【鬼滅の刃】【不死川実弥】だからこそと言えるように
第10章 分岐点
結衣
『……私は1日に2度は同じ技を出せないんです……』
カナエ
「……だから、思い詰めてたのね?」
結衣
『……わかりますか?』
カナエ
「……少しね」
カナエさんは少し微笑んで、言ってくれた。
カナエ
「でも、結衣ちゃんは間違いなく人を守ったわ。誇らしく思っていいのよ」
結衣
『……あり、がとうございます……』
少し褒められるのはくすぐったくて……。もっと努力しようと思えた。
〜以降、オマケ〜
カナエ
「それとね、不死川くんが結衣ちゃんを運んでくれたのよ〜!」
結衣
『……その方にお礼を伝えてくれませんか?』
カナエ
「いいわよ〜!不死川くん帰っちゃったしね」
不死川くん……?不死川実弥かな……。
あの人に運ばれてきたの!?私!?
なんか意地悪なこと言ってなかったっけ!?
……私は今後なんか顎で使われるんじゃないかな……。
これ以来結衣は実弥に対して苦手意識を持ったが、風の呼吸を教わった時に評価を改めた。